スポーツやイベントで大活躍!ゼッケンやビブスの歴史と活用シーン

インターネットやスマホが普及した今、私たちは必要であれば何時でもどこからでも、オリジナルのゼッケンやビブスを注文できる時代になりました。そこで今回は、アイデア次第で世界にひとつだけのオリジナルアイテムを製作できるゼッケンやビブスの歴史や語源、活用シーンについて色々紹介します。

ゼッケンの歴史

ゼッケン

ゼッケンとは、サッカーやバスケットボールなど選手が多いスポーツや学校の体育の授業、野外イベントなどで、選手やチームを区別して識別することを目的に着用する衣服のことです。
日本では、体操服やユニフォームなどに番号や名前が書かれた布を直接縫い付けるものをゼッケンと呼ぶこともあれば、衣服の上に重ね着するタイプのものをゼッケンと呼ぶこともあります。海外では、ゼッケンの他に、ビブスやビブ、あるいはナンバーなどと呼ばれることもあります。
ゼッケンという言葉が一般的に使用される前、日本では番号や名前が印刷された「ベスト」という言葉が浸透していたとも言われています。今でも袖のない衣服のことをベストと言いますが、袖のない衣服を総称して昔はベストと呼んでいたようです。

ゼッケンの由来は競走馬から来ている!?

ゼッケンという言葉の語源については、様々な諸説があります。
ドイツ語のDecken(デッケン)に由来するのでは?というのも1つの諸説です。ドイツ語のDecken(デッケン)は、日本語でいう「覆う」という意味があります。

デッケンは、競馬や馬術では、馬の鞍に装着する番号を書いた布を指します。それぞれの馬にデッケンを装着することで、動いていても馬を見分けられるという理由から、現在でも競馬の世界ではゼッケンが使用されています。
日本でも、明治44年に競走馬を見分けるためにゼッケンが使用されていましたが、その当時はまだゼッケンという呼び名ではなく、番号票と呼ばれていたようです。

ゼッケンは目印を意味する!?

ゼッケンの語源がドイツ語なのでは?と考えられている単語の一つが、「Zeichen(ツァイヒェン)」です。ドイツ語のZeichenは日本語で「目印」を指す言葉です。目印という意味だけでもゼッケンの使用用途にマッチしているように思いますが、ツァイヒェンという本来の読みが、日本語ではゼッケンと聞こえたことから、ゼッケンと呼ばれるようになったのでは?という説もあります。

ゼッケンの語源となったと考えられているのはドイツ語だけではありません。それ以外にも、イタリア語の「zecckino」やラテン語の「sequentia」などが語源となっているという説があります。実際のところ、ゼッケンの語源は解明されていませんが、ドイツ語が語源とされる説が最も有力なようです。

ビブス(Bibs)とは?

ゼッケンの歴史を語る上で忘れてならないのが、「ビブス(Bibs)」です。
海外では、ゼッケンよりもビブスという名で呼ばれることが多いのですが、これら2つの違いは明確にはないようです。どちらも、選手やチームを識別したり、個人やグループを区別したりする目的で着用することでは同じ意味で使われているためです。

2つの違いを唯一上げるとするなら、ゼッケンの語源がドイツ語という説が有力なのに対し、ビブスは英語の「Bib(ビブ)」が語源になっているという違いがあります。英語のBibは、日本語で「よだれかけ」という意味です。Bibが複数形になるとBibsとなるため、海外ではビブスという呼び名が広く定着しています。

日本ではゼッケンとビブスどちらも多用される

日本では、ゼッケンもビブスも同じ意味で用いられることが多いです。ただ、どちらかと言えば、ゼッケンは衣類に縫い付ける布タイプを指し、ビブスは衣服の上に着るベスト状のものを指すなど、これら2つの言葉を使い分けている人もいるようです。

とはいえ、ゼッケンとビブスの明確な違いを意識して使っている人はそれほど多くないため、ゼッケンと呼ぶ人もいれば、ビブスと呼ぶ人もいます。チームを分けたり、遠くからでも個人を認識したりするために着用する衣服という点では同じであることから、日本ではどちらも同じ意味を持つ言葉として使われています。
海外では、ビブスと呼ばれることが多いので、サッカーなどのスポーツではビブスと呼ばれるケースも多く、最近は単数形の「ビブ」と呼ぶ人も増えています。

活用シーンが豊富!ゼッケンやビブスの現在

ドイツ語や英語など、ゼッケンやビブスの語源は様々な諸説がありますが、明治45年頃にはすでにゼッケンという言葉を徐々に使い始めていたと考えられています。そして、現在、ゼッケンやビブスは様々なシーンで活用されています。

スポーツで使用されるゼッケンやビブス

ゼッケンやビブスの活用シーンといえば、やはり「スポーツ」です。サッカーやフットサル、バスケットやバレーなど、選手の多い団体競技で利用されるケースが多いです。
撥水加工済みのメッシュ生地を使用したゼッケンやビブスは、スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツや、マラソン競技などでも利用されます。衣服の上に重ね着しやすいゼッケンもあれば、裾部分にゴムが入っていてズレにくいビブスもあるので、身体を激しく動かすスポーツでも利用されています。

ゼッケンやビブスの色を分けると、遠くからでもチーム割りがしっかり確認できますし、試合に出ている選手と控えの選手を明確に分けて区別するにも効果的です。ゆったりサイズで出来ているゼッケンやビブスを選べば、着脱がより簡単で便利です。

イベントのスタッフ用ウエアとして使用されるゼッケンやビブス

ゼッケンやビブスは、スポーツ以外にも各種イベントのスタッフ用ウエアとしても利用されています。イベントでは、数えきれないほどの参加者でごった返すことが予想されるため、役割ごとに色やプリントされた文言が異なるプリントが施されたゼッケンやビブスを着用します。
たとえば、自分の座席を探している参加者は「誘導係」と書かれたビブスを着ている人を探していますし、具合が悪い人は「医師」や「看護師」、「救護班」と書かれたビブスを着ている人を探しています。遠くからでも目立つ色で書かれたビブスを着ていれば、人が密集する会場でも個人を目立たせることができ、スタッフ同士はもちろん、参加者との意思疎通もしやすくなります。

体育や球技大会で使用されるゼッケンやビブス

学校の体育の授業や、体育祭・文化祭などで、ゼッケンやビブスを着たことがある人が多いのではないでしょうか。チーム分けがしやすいゼッケンやビブスは、学校内でも頻繁に使用されます。生徒が着用するだけでなく、挨拶習慣や見回り活動などで職員がゼッケンやビブスを着用することもあります。

防犯や防災・災害ボランティア支援時に役立つゼッケンやビブス

スポーツやイベントはもちろん、ゼッケンやビブスを目にする機会はたくさんあります。防犯活動や防災パトロール活動中で着用される他、自然災害などに伴う災害ボランティア支援時に「ボランティアスタッフ」などと書かれたビブスを着用する場合もあります。
ゼッケンやビブスはカラー展開が豊富なため、蛍光色のカラーにしたり、夜間でも光が当たって目立つように反射付きのテープを貼ったりもできます。
災害現場では、ボランティアスタッフをはじめ、医療関連スタッフなど、たくさんの人が救助や作業にあたります。そのため、現場でスタッフの役割を区別して、どこでもスタッフそれぞれの役割を判断しやすくするためにも、ゼッケンやビブスは重要な目印となります。




今回は、ゼッケンやビブスの歴史や語源、活用シーンについて色々と紹介してきました。オリジナルのゼッケンやビブスは、カラーを工夫したり、生地にプリントするデザインを自作したりと、生地の種類やカラーバリエーションも好みに合わせて自由に組み合わせることが可能です。役割や個人を明確に分けられるゼッケンやビブスはとても便利なアイテムです。1枚からでも注文可能なので、ぜひこの機会にオリジナルの1枚を作成してみてはいかがでしょうか。